うさぎのねどこ

二人の息子育て・忍耐強い自分育てに奮闘中

役員さん

今tackが通っている幼稚園は、shun太のプレから数えて実に7年にわたるお付き合い
そろそろご恩返しをしようかと、初めて役員さんに立候補しました
生来の食い意地から、すいか割りと餅つきを担当する部を希望し、ジャンケンで奪取
そんないきさつもあって、ジャンケンには自信を持っていたのだけれど、部の
初顔合わせで行われたジャンケンではストレート負けし、部長になってしまいました
以来、今までよりかなり頻繁に幼稚園に行っています
保育参観では見られないtackの園での日常が垣間見られて嬉しい反面、家族以外の人と
仕事するのってやっぱり大変。と久々の社会的活動(?)に早くも気疲れしております
幼稚園でずっと居るんだか居ないんだか、存在感が希薄だったので、情報通を自認する
お母さま方からすると、あの人誰!?状態らしく、今まで話しかけられたことのない人
からも声をかけられるようになりました
幸い、同じようにジャンケンで決まった副部長さんが話し上手の社交家さんなので、
私は引き続き、居るんだか居ないんだかの感じでフワーっとしてるつもりです


同じ小学校に上がる子が少ないため、お母さん方同士の付き合いもほぼ幼稚園限り
shun太の時のように気の合う人たちとだけ、気ままにお喋りしたりしなかったりという
訳にもいかなそうだけど、あの人には要注意!とか園のゴシップ(笑)的なものに
あまり巻き込まれることなく、何とか穏便に逃げきりたいものです

一族郎党旅行

義父母&義弟一家と、軽井沢にある義弟くんの会社の研修所に
一泊してきました
ハイソな軽井沢はむちやくちゃ素敵で、その居心地の良さは認めざるを得ません(>_<)☆


今回の親族旅行でも、押しの強い方々が繰り広げる小競り合いには夫婦して鬼スルー
そして気ままな子供たちに対する、四方八方からの過干渉には内心辟易しきってました
そんな風に思うところは色々あったものの、一番印象深かったのは「川上犬」のこと
***
このお犬は小諸城址「懐古園」の近くの動物園にいらっしゃいました
懐古園に併設されているような形の、こじんまりとした動物園です
入り口のポスターで「川上犬さくら、懐古園をお散歩します!」というお知らせを
見つけたときは、見てみたい!と思った反面、その素朴すぎる外見から
…観光客が連れ込んだペットに間違われるんじゃないかな…
と、勝手に心配しておりました
鳥類やサルをながめて園内を巡り、最後のゲージでようやくご本犬とご対面
ちっとも目を合わせてくれず、つれないなぁと思っていたところ、「信州柴」の一種と
聞いて激しく納得しました
いくら熱い視線をそそいでも完ムシしていく、街で見かける柴ちゃん達にソックリです
思わず柴ちゃ〜ん!とtackと共に呼び掛けていたら
「柴犬じゃなくて川上犬なんですよ」と飼育員さんがにこやかに話しかけてくれました
するといきなり愛想が良くなってシッポを振り出す川上犬さくら
やっぱりご主人一筋なんだねー
飼育員さんは私たちに向かって熱心に説明し続けてくれるので、各々の視線が常に
さくら→飼育員さん→私たち→さくら と一方通行(←マジメに説明を聞け)
ちっとも構ってくれないので、さくらはそのうち自分のねぐらに戻ってしまい、
毛布に自分の鬱憤をぶつけるかのように、ウーウー言いながら引きちぎっていました
猟犬で、若い頃はお城の石垣もよじ昇っていたという、激しい気性がうかがえます
くだんの園内お散歩タイムは時間の関係で、泣く泣く断念
私もお散歩したかったなぁと思っていたら、倍賞千恵子さんがお散歩したという
新聞記事が貼ってありました
「さくら」つながりだそうです。なるほどね
(小諸は映画ゆかりの地でもあるらしく、近くに寅さん博物館がありました)


あぁ可愛かった…と撮りまくった写真を見返していると、やがてふとした違和感が
…展示柵の中では別に首輪してなくてもいいのでは??
やっぱりご家庭の飼い犬みたいになっちゃってる…
私たちは入り口のポスターで「川上犬」なる存在を知ってからご対面したからいいけど
反対側のゲートから入ってくる人は、いきなり飼い犬っぽい動物を柵内に見つけて、
きっと戸惑っちゃうのではないでしょうか??
そんなことも含めて、強く強く印象に残った川上犬でした
***
懐古園向かいのお店に「口」を囲むようにして上下左右に漢字の部首が並んでいる
不思議なマークを見つけました
あれ何ですか?と訊ねると、義父がすかさず「『吾、唯足るを知る』だよ」と即答
龍安寺の庭のつくばいに彫られた有名な意匠?だそうですね
ちょうどshun太が部首を習いたてで、親子で興味を持ち始めたところだったので、
ものすごくナルホドー!と感心しました
最初に思い付いた人は「吾、スゴ!」ってさぞかし喜んだんだろうね
こういうの他にも作れないかなぁと頭をひねり、「口」がつく漢字として
すぐに「呈」「和」をダンディ氏が見つけました
「吾唯和を呈す」…奇しくも言い争いの多かった今回の旅行で言いたかったこと!


ちなみにshun太が後になってから見つけたのが「味」
吾、和して味を呈す…うーん、よく分からないけどshun太っぽい!?
しばらく「口」の付く漢字が気になってしまいそうです

shun太のコシバエ

新学期が始まり、登園を渋るtackをなだめすかす朝がまたやってきました
クラス替えして今回の組はなんぼか居やすいようで、帰宅後の表情は明るいのですが、
tackは低血圧なのか、朝のテンションがどうにも上がりません


そんな中、小学校の入学式があり、3年坊主のshun太はは休校
せっかくだから、とテニスのコートを予約し、親子で練習することにしたのですが
気がかりなのはtackのご機嫌、そしてちゃんとバスに乗って行けるかどうか
shun太が休みと分かれば、ボクもおやすみシュル〜とごねるに決まってます
そこでshun太に協力をお願いし、ここはひとつ小芝居を打ってもらうことにしました
いつも通り、ランドセルを背負って出かける姿をtackに見せつけるのです
実際は物音を立てず2階に上がって、マンガを大人しく読んでいるだけ
shun太もテニスがかかっているから、出かけた風に玄関のドアベルまで鳴らしてました
ただ芝居クサすぎ(~ー~;) ダイコン
それでもtackは若干の違和感を感じつつ、いつもより機嫌よく出かけていきました


打ち合わせは昨晩のうちにtackの目を盗んで済ませたのですが、
寝てる間に忘れちゃわないよう、shun太はメモを書いて枕元に置いていました
「こしばえ」
・ランドセルしょってにかいにいく
・音をたてない


こしばえ…


とにかくshun太にこしばえを打ってもらったおかげで、みんな上手く回りました
芸風を見直し、来年もよろしくお願いしたいものです

老いても子には従いたくない母

伊香保旅行で立ち寄ったグリーン牧場で「犬笛」を購入しました
これはシープドックショーで係員さんがワンコ達に指示を出すのに実際に使っていたの
と同じものです
広々とした草原で羊の群れをまとめる牧羊犬の姿は感動的で、
ショーの余韻に浸りながらshun太と私の分で2コ衝動買いしてしまったのですが、
これがなかなか手強いのです
shun太が係員さんの説明を聞きながら、簡単に音を出せたので、私も楽勝かと思いきや
吹けども吹けどもスーとかズーとしか音がでない
でもこれは私たちに限ったことではなかったようで、似たような親子を園内で何組も
見かけました
ピーピー吹きまくる子供の後ろで、お父さんが生真面目な顔をして笛くわえてスマホ
見てる←たぶん「犬笛の吹き方 コツ」をググってる
息子たちが羊や仔牛とふれあっている中、私も眉間にシワを寄せて笛をくわえてました
しばらくして係員さんを見つけ「唇でしっかり支える感覚が身につけばできる」という
アドバイスを受けるも、「大人はかなり練習しないと無理かも」とも言われ、
やはり子供の口の方が笛に合っているのか!?と軽く挫折
最初は「まだ吹けないのー?」と言っていたshun太も、空気を読んだのか、
私がちょっと音を出そうものなら「できたじゃん!!」と大袈裟に褒めまくる始末
8歳に気を遣わせてしまった…すんまそん
あっという間に上達してミッキーマウスマーチらしきものを吹き出したshun太に
音程が違うと難癖をつけたけど、やっかみにしか聞こえないよね…


グリーン牧場の動物はどれも可愛らしくて、愛情込めてお世話されてる感じが伝わって
きました
特にラビットスペースでぼんやりしていたうさちゃんの愛らしさには一目惚れ!
チャコールグレー(?)でしっぽは白いちくわちゃん…またすぐにでも会いたいです
犬笛の練習をしながら牧場に思いを馳せる日々が続きそうです

伊香保で大敗

昨日、今日と伊香保に温泉旅行に行ってきました
義父母や義弟家族と行った去年のように大雪に見舞われることもなく、
また、まだtackが小さかった一昨年のように何かと神経をすり減らすこともなく、
のんびりゆったり楽しむことができました
ただtackが大きくなったということは、shun太も同じように成長したということ
私たちと一緒に無邪気に旅行についてくるのも、あと何年なのかな、なんてことを
ふと考えてみたりして


***
ホテルの食事はたいていバイキング形式で、バイキングに命を賭けているダンディ氏は
朝、昼のごはんを制限する熱の入れようです
そんな狂気すら感じるダンディ氏は別格としても、我ら母子もそれなりに食い意地が
張っていて、食べ残しゼロにして相当な種類・量の食事を食べていると思っていました
でも、今回の宿泊で上には上がいることを痛感させられたわけで


斜め向かいに陣取った4人家族がうちと同じように一向に部屋に戻らず、
ラスト近くになっても同じペースで食事を取りに行っているのに気付き、
それとなく観察したところ…
旦那さんはもちろん、奥さんやshun太より2、3コ年下のお姉も延々食べ続けてる!
tackより少し下の妹さんはさすがにそこまでではなかったものの、飽きずにテーブルに
留まっていられるのは食に関心の強い証拠
この点、後半息子たちがゲームコーナーに流出してしまう我ら柏チームはまだまだです
上には上がいるもんだとか、もしあの娘さん達がそれぞれお嫁さんになってくれたら、
夫婦別チーム対抗戦が出来るねーなどと言いながら昨晩は部屋に引き上げました


そして今朝、少し遅れて同じ席に着き、鯖や卵焼きなど、お腹に優しいおかずを選び
何気なくゆうべの家族のテーブルを見て、思わず愕然!
朝から焼きそばやらコロッケやらガッツリメニューが小分け皿にてんこ盛りで
全員揃ってしっかり納豆ご飯をかきこんでおられました
夜あんなに食べてたのに!
一瞬でも家族ぐるみで対抗できるかと考えた私が愚かでした…
日ごろ爆食家族などと呼ばれ、自分らもそう自負していたけど、今回は完敗
いっそすがすがしささえ感じたものです
次男次女の部はドロー、夫の部もそこそこ拮抗していたのに、妻の部と長男長女の部で
大きく水をあけられてしまったのが痛かったです
お嬢様方、ぜひ息子達のお嫁さんに!