うさぎのねどこ

二人の息子育て・忍耐強い自分育てに奮闘中

tackの受難

霧降高原に旅行で一泊してきました
昨年も泊まったお宿だったので、テニスも卓球もしようだの、あれもこれも食べようだの
いろいろ楽しみにして向かったのですが、その一つに自然道の散策も予定していました
ホテルの裏口をぶらりと出て、気楽に始まる道ですが、後半はかなりのガチ自然道
家族みな山歩きが好きな方なので、今回も真っ先に散策に出掛けたのですが、
そこでtackがヒルに血を吸われてしまいました(涙)
tackだけ素足にサンダル履きだったのです
完全に親である私の不注意。申し訳ない、ごめんなさい
tackがイタイ…と足を気にして最初は小石が靴に入ったのかと思って、ぱっと見小枝が
刺さってしまったのかと焦って、最終的にシャクトリムシ状の虫が足に吸い付いている
と気づいた時は血の気を失いました
ダンディ氏が素手でパッと引き離し、普段虫も殺さぬハハががっつり踏みつけましたが
虫は何事もなかったようにシャクトリムシ的な動きで逃げていきました
宿に戻り、あれは何だったんだろうね〜、と呑気なメンズは早くも立ち直ってマンガ室に
しけこもうとしていましたが、お母さんは心配症なので色々調べ、さっきのはヒルだと
突き止めました
ほらほら血が止まってないじゃん!とフロントに駆け込み、アルコールで消毒
ヒルの毒が流れ出せば、と傷口をしぼるようにしていたら、tackはそっちの方が
痛かったようです
ヒルに吸われたくらいなら病院に行かなくても平気だけど、3歳だから念のため、と
宿の方に日曜当番医の病院まで連れていってもらいました
このあたりで一番大きそうな病院には、ちょうど救急搬送が何台も入るところで
職員さんに少し待ってもらうかも…と申し訳なさそうなお顔をされましたが、軽微な
症状で受診して、こちらが逆に恐縮です
改めてそう感じられるほどtackは落ち着いていて、大人しく待っていてくれました
無理やりヒルを引き離したと聞いて、先生は丹念に傷口を観察
(ヒルの一部がちぎれて残っている場合があるそうです。ヒェェ…)
傷口自体は特に問題なく、絆創膏に軟膏を付けて貼ってもらいました
その後は普通に旅行を楽しめて、ほんと良かったです
帰り道では、途中シカを見かけました
tackのひらがなカルタの「も」の札、「もしかして、しか」そのまんまの状況です
オシリの白い部分がハート型で、とても可愛らしかったのですが、tackに吸い付いた
ヤマビルはシカの後ろ足の爪?にくっついて、シカの血を吸いながら、シカと共に
人里に多数出没するようになったのだとか
それもこれも人間の所業のせいだと思うと、ヒルにもシカにも何も言えませんが
こういうこともあると思って、今後は重々気をつけたいと思います
tackのひらがなカルタ「し」の札は「しかにしかられる」
不注意をシカにしかられた気分です…