うさぎのねどこ

二人の息子育て・忍耐強い自分育てに奮闘中

臨月突入

いよいよ臨月。先週土曜日あたりからガンガンお腹が張り、外出先で立ちすくむこともたびたび…
骨盤にサラシを巻いて恥骨痛が和らいだ分、ゆるんだりすると、ズン!と下がるような
気がして油断出来ません
経産婦といえど、shun太を出産したのは3年半以上前。
よく覚えてないし、それだけ年もとってるから、初産の時と同じくらいか、それ以上に不安です
おまけに今回は動きの読めないshun太がいるので、大丈夫かなぁ、どうなるかなぁと考え出したら
キリがない。「案ずるより産むが易し」ってホントこういう時に心強い言葉だなぁって思います


今回の「ふるさと再生 日本の昔ばなし」の『耳地蔵』は2人の母親目線で色々考えさせられました
あるところに仲の良い3人家族がいた。夫婦とその息子は山仕事も畑仕事もいつも一緒だった
隣で見ていたshun太に「うちみたいだね」と言った矢先に
ふとした病でおっかさんが死んでしまった
と続き、言わなきゃ良かったと後悔しました(´Д`)
とむらいの帰りに河原で地蔵を見つけ、おっかさんだ!と無邪気に喜んで以来、
花を摘んではお地蔵さんにそなえるようになった息子
母のない我が子を不憫に思った父親は後妻を迎え、息子もすぐに継母になついた
ところが自分の子供が生まれると、継母は息子にきつく当たり始め、息子が地蔵のもとへ
足しげく通うことまで疎んだ
父親はそんな2人の関係を知ってか知らずか、変わらず息子を可愛がっていた
ある時、父親が山仕事で数日家を空けることになった
息子は寂しさのあまり、うっかりおねしょをしてしまう
布団が乾くまで外にいなさい!怒る継母
でも空腹に耐えかねて、息子が家に入り飯釜に手を伸ばしたところ、案の定、継母に見つかる
継母は握り飯を作り「アンタの好きな地蔵さんにもっていきな!」と息子に渡す
そのあとお前にも握ってやるから、と言うあたり、まるきり鬼母でもないんだな、と思いました
息子が地蔵に握り飯を供えると、何と地蔵はパクリと食べてしまった
大喜びで息子が継母に知らせると、継母は「うそをついて!」と再び烈火のごとく怒り出す
継母の顔は鬼と化し、ツノまで生えてきた(息子の心情風景を表しているのでしょう)
あまりに大きな声で叱られ続けて、息子はついに耳が聞こえなくなってしまった
お母さんが亡くなった時でさえ無邪気に見えた息子も、ストレスを感じていたんだなぁと
思い知らされる瞬間です
継母がもう一度握り飯を持たせ、地蔵のもとへ行く息子のあとをこっそりつけていくと
何と本当に地蔵は握り飯をパクリと食べ、涙を流し、息子を抱きかかえた
それを見た瞬間、継母の息子に対する母性がよみがえり、地蔵と息子に泣いて謝った
息子はやがて聴力を取り戻し、以来、その地蔵は耳地蔵と呼ばれるようになったとさ

***
初めは息子を残して先立ち、何も出来ないまま見守るしかない実の母親(地蔵)の気持ちを思って
ただただ辛くなりましたが、継母じゃなくても赤ちゃんが生まれたら色々手が掛かって、
上の子に厳しく接してしまうことがあるよなぁ、継母が悪いばっかりじゃないかも、と思うと
息子と継母両方の立場の気持ちになって、切なくなってしまいました
そして後半、父親は全く登場しませんでしたが、いくら父と子が強い絆で結ばれていても、
血が繋がっていなくても、母と子のことは当事者同士でしか解決出来ないんだなぁ、とも。
私も赤ちゃんが生まれたら、shun太とうまくいかなくなるかもしれないし、そしてそれは
ダンディ氏や周りの人に穴埋めしてもらう訳にはいかなくて、何か問題が起きれば、きちんと
shun太と向き合って2人で解決しなくちゃいけないんだな、としみじみ感じました
出産前の今ですら、shun太が何かの腹いせに、私のお腹を押したり頭突きをするたび、
それこそツノが生える勢いで怒りまくってるから、出産後はもっとピリピリ・カリカリしそう
きっとshun太への愛情がなくなることはないだろうけど、ちゃんとそれを示してやらないと、
オカーシャンが出産を境に急に変わっちゃった、と思われてしまうかもしれません
義弟君出産後、しばらく伯母さん宅に預けられていたダンディ氏がその後全くお義母さんに
近寄らなくなったという話が以前からとても印象に残っていて、私も下の子が生まれたら
気を付けなくちゃ、と常々思っていましたが、まさにあと1ヶ月後にはそんな境遇になります
今からせっせとshun太とのコミュニケーションを密にして、産後にそなえなくちゃー


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