便利屋うさぎのねどこ入社テスト

便利屋うさぎのねどこ(実家での私のこと)は冬場に多く仕事が舞い込みます
姉と両親の年賀状を印刷して納めたあとは守谷にある祖父母のお墓の掃除
父タケオが古稀を迎えて自家用車を処分してしまったので、一番お墓に近いとこに住んでいる私が
何となくお墓のお世話をする係になりつつあります

まだろくに家の大掃除も済ませていませんが、お墓を綺麗にすれば、じいちゃんとばあちゃんが
いい正月を迎えられるようにしてくれるんじゃないかと(←打算的)shun太を連れて向かいました
shun太はよそのお墓をイタズラしようとしたり他の人のお参りをジロジロ眺めたりして
そのたびにンモー！と小言を浴びせていましたが、お水をひしゃくでかけるのは気に入ったようで
いつまでもいつまでもかけ続けていました。お墓が風邪引いちゃうよ〜。

お墓参りをしたあと、何か良いことがあるかな、と決まってご利益を期待する姉に
神社じゃないんだからと毎回突っ込むのですが、確かにお墓参りの後は気持ちがさっぱりします
自分の家の掃除はやって当然であまり面白くありませんが、こうした便利屋業務は依頼先(家族)から
ありがとうと感謝とねぎらいの言葉がもらえるので、それが一番の報酬です

shun太が今回ちゃんとした働きを見せるようなら正式に便利屋のスタッフとして雇ってやろうと
思いましたが、今日の感じでは全然足手まとい！
お揃いのスタジャンを着込んで大掃除手伝い業務の出張に行くのはまだまだ先のようです

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