うさぎのねどこ

二人の息子育て・忍耐強い自分育てに奮闘中

こまったさんのコロッケ

「こまったさんのコロッケ」を子供たちと読んで自分でも作りたくなり
じゃがいもを大量に買ったはいいけど、そこから面倒になり
台所に放置していたら
傷んだじゃがいもを「仕方ない、仕方ない」と言いながら捨てる夢を見て
今夜コロッケ作り決行のハラが決まりました
ジャバと違ってじゃがいもは放置すると古くなっちゃうからね…
あの夢はじゃがいも達の一念で現れたに違いありません!


こまったさんに出てきた通り、茹でたじゃがいもは水分を飛ばして粉ふきいもにし、
炒めた玉ねぎやひき肉と同じくしっかり冷まして成型し、パン粉を付けはじめました
それなのに、じゃがいも生地?があちこち崩れてくるんですけど!
これはこまったさんには書いてなかったぞ、と元プロの実家に即テレフォン
手がコロッケまみれだったのでshun太にかけてもらい、通話中も携帯を耳にあてて
もらいました
父タケオの言うには、どうやらじゃがいもをゆですぎてしまったようです
割れたとこはそのままだと油の中で中身が出てきちゃうから、そこにも衣をつけること
何なら崩れにくい俵型にしちゃえばいい
それにメンチと違ってそれぞれ加熱してあるから、サイアク火が通らなくてもいい
と、もろもろ教えてもらいました
長年の経験に基づいたアドバイスは頼もしいです
父タケオも心なしか機嫌が良さそうでした
母トシイが卓球の練習で留守にしてたから、いい話し相手にもなったのでしょう


悪戦苦闘するうちに、何となく昔両親が作っていた光景を思い出し、確かこんな感じ、
と揚げた大量のコロッケはそれなりの出来になりました
何個かパンクしたのはご愛敬
そういえば父タケオも失敗コロッケを先代犬にあげたりしてました
(私がコロッケ!と食べたそうにしたのに、無視して犬にあげたりしてました)
家族には、味もさることながら、揚げたてを出せたのがなにより好評だったようです
卓球から戻り、父から話を聞いた母がその後の様子伺いの電話をかけてきたのですが
shun太が私の代わりに喜んでコロッケ話をしてくれました
かなり大変だったから、しばらくしたらまたそのうち作るよ(^-^;気が向いたら
実家にコロッケ成型用の小判型、まだ残ってればいいのになぁ〜


***
食い意地の張った親子3人で読んでいた「こまったさん」シリーズも、
今晩の読み聞かせ「こまったさんのシチュー」でついに最終巻
楽しみに読んでいたシリーズはガラスの仮面みたいにずっと終わらなきゃいいのにと
ついつい願ってしまいますが、巻を追うごとにこまったさんがイライラする場面が増え
ネタ切れなのかなー、作者自身あきてきたのかなー、と内心思っていました
次はわかったさん?とshun太が言うので、子供の頃には手を出さなかったわかったさん
シリーズも読んでみようかと思っています