うさぎのねどこ

二人の息子育て・忍耐強い自分育てに奮闘中

出産シーンにびびる→すねる

昨夜、晩御飯でのんびりアサリの酒蒸し(酒を使いすぎて失敗)をダンディ氏とつついていると
お義母さんから電話がありました
曰く「TBSでお産の番組やってるから見てみたら?
どうやら倉本聰のドキュメンタリー森のラブレターという番組で愛知県の自然分娩を行う産院が
紹介されているらしいのです
チャンネルを変えるといきなり薪割りをするニンプさん達の映像が飛び込んできました
いきなり薪を割れって言われてもムリムリ!
何の心構えなく見始めたのでなかなか産院やそこに通う妊婦さんの価値観を受け容れられません
やがて古い日本家屋での出産シーンとなり、苦痛のあまり我を忘れる妊婦さんが映し出されました
3ヵ月後の自分を見ているようで、何だか心底びびってしまいました…
自分の手で赤ちゃんを取り上げたり、へその緒を切る場面ではもう完全脱力 orz
その前の場面で先輩ママが「陣痛は赤ちゃんが一生懸命生まれようとしているサイン。そう思えば
自分の痛みは耐えられる」と語っていましたが、実際の陣痛の様子を見るとそれどこじゃない(T-T)
終わってしまえば何とでも言えるだろうけど、初めてだし怖いもんは怖いんだよ!!
とTVに向かって的外れな逆ギレをしてしまいました
北の国から」フリークで、この倉本ワールドにも素直に感動しているダンディ氏にも八つ当たりです
番組後も、妊婦さんのカメラや家族がいるのを忘れて苦しむ姿が頭から消えなくて
見栄っ張りでええ格好しぃの私は、立ち会い出産に対してもちょっと消極的になってしまいました


もともと立会いに関してはダンディ氏の方が積極的で、私は「気分悪くなるかもよ」とか
友人のダンナはお産のあいだ放っておかれて疎外感バリバリだったって言ってた」とか
ネガティブなことばかり言っていました
産院でもらった冊子に、立会い出産の欠点の1つとして
陣痛のため普段では見られない産婦の状態に接し、産後の夫婦関係に支障を来たすことがある
と書いてあったのも私がなかなか前向きになれなかった要因です
(もちろん、そこには「夫婦の絆が深まる」といった立会いの利点もちゃんと書かれていましたが)
決してTVに出ていたニンプさんがどうだったということではないのですが、
自分のこととして置き換えたとき、ああいう「普段では見られない状態の産婦」の自分をダンディ氏に
見られるのがどうにも耐えられないように思ってしまったのです
見栄っ張りでええ格好しぃな面があるというのはこういうことです(^^;
最初は「恥ずかしいことじゃないんだから」と言っていたダンディ氏も私の頑固な主張を聞いて
それなら分娩台に入るときに離れて外で待つようにすると言ってくれました
それで一旦この話は決着しましたが、果たしてこれで良かったのか、また別の迷いが…
生まれてくるのは2人の子供なのに、私の身勝手な自意識で父親の意志を無視していいのかな
気分が悪くなるとか、私の姿を見て引いてしまうとかは、私が心配することがないのでは
…自分ひとりの物差しでダンディ氏の気持ちまで勝手に決め付けていたことに気づき、
やっぱり立会いに関しては自身の希望で決めてもらうことをお願いしました


いろいろ衝撃を与えられた「森のラブレター」、それまで他人事だったお産を自分のこととして
受け止めるようになったし、楽しい面ばかり追って目をそむけていた現実に向き合う良いきっかけに
なりました


でも、自力取り上げは私はムリ…へその緒切りも…


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