究極の選択
入職6ヶ月目にしてやっと保険証をもらった
その際「裏の臓器提供の意思表示は別にいいから」と言われた
仕事柄、いろんな人の保険証を見て気になっていたこの欄
ついに私も意志を問われることになった
折角なので少し考えてみることにした
私は最近まで「提供はしない。親からもらった体は自分のもの」と考えてた
眼球提供した後、目の部分が凹んだらヤだし
そこまで雑には扱われないと母から聞き、そうか…再び沈思黙考
よく見ると提供のタイミングも
1.脳死後
と
2.心臓が停止した死後
どちらか選ぶことになっている
これは「植物人間になったら延命する?」という問いでもある
これも前まで私は「できるだけ生かしといてよ〜」と思ってた(自己中)
自分の家族に関して言うと上記の考えは今も変わらない
例えば私のように臓器提供の意志を遺してたとしても同意し難い
20年前に亡くなる前、爺ちゃんは使える臓器があれば提供すると言ってたそうだ
当時は制度もなく、結局うやむやになったけど、今ならどうしてたかな
逆に、その時代に明治生まれで職人の爺ちゃんがそんな進歩的な考えを持ってたことに感心する
そう思うと、自分も…と考えなくもない
数日悩みます