うさぎのねどこ

二人の息子育て・忍耐強い自分育てに奮闘中

良妻とは

今日のサザエさんの3話目は久々にノリスケが主役でした

なにやら浮かない顔で磯野家の前を通るノリスケ
サザエがその訳を問うと
遅筆で知られる伊佐坂氏が〆切りの数日前に原稿をあげてきたからという
ノリスケは昔から「好事魔多し」という言葉で、いい事があっても浮かれすぎるなと
波平より忠告されていたから、今回も逆に悪いことがあるのはと警戒しているのだ
案の定帰りに乗ったタクシーで大事な原稿を置き忘れ、紛失してしまうノリスケ
激しく落ち込みながら帰宅するのだった

「会社をクビになるかもしれない」とノリスケが事情を説明すると
タイ子さんは「あなたは優秀な編集者だから簡単にクビにはならないわよ」と励まし
伊佐坂先生の向かった旅行先に向かう支度を用意し始めます
「事情を説明するのとお詫びは早いほうがいいわ」と。
私だったらノリスケと一緒に慌てて落ち込み、「私とイクラを路頭に迷わせる気?!」と
さらにノリスケを追い込むようなことを言ってしまうかもしれません
そこをタイ子さんは慌てず騒がず旦那の折れかけたココロを癒して
これから取るべき行動を優しくアドバイスしてあげる
こんな奥さんを持ったノリスケは果報者です
普段ノリスケが家庭で「優秀な編集者」っぷりを垣間見せることはなさそうですが
日頃から亭主の働きを認めていなくては出せない言葉でしょう


甥の不始末を一緒に詫びる、と何故か波平が伊佐坂先生の滞在先に同行することになりましたが
そこにタイ子さんの姿はありません
ここにも主人の仕事にいたずらに首を突っ込まないというタイ子さんの控えめさが見えます
結局、伊佐坂先生に会う前に原稿の拾い主が現れて事なきを得るのですが
この一件でノリスケは「好事魔多し」の言葉と自分の妻の大切さを身を持って知ったハズ
たぶん…


お気楽な旦那と奔放な子供に振り回されて個性に乏しいと思いがちでしたが
タイ子さんは素晴らしい
私もこういう奥さんになりたいと思いました


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